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『逃げ恥』最終回の感想

1日遅れで逃げ恥の最終回を観た。既にネットでは逃げ恥ロスなる言葉が飛んでいたが…あまロスに始まり、ダイゴロス(ポケモンっぽい)などなど、ちょっと使われ過ぎてもうお腹いっぱいだ。

 

とりあえず、楽しいドラマで良かった。主人公の二人は、両者ともに理屈っぽくて面倒臭い。似た者同士だと思う。自尊感情が低いのも似ている、似た者夫婦だ。まだ夫婦じゃないか?まあ事実上、事実婚だが。

逆に、ゆりと風見カップルは対照的なコンビで、年下の風見が主導権を握っている。みくりヒラマサコンビとどちらがいいとかいう事はなくて、あくまで二人の問題ではあるが…高齢独身女性の願望が詰まった展開だったな。

 

そう、高齢童貞の願望が詰まったドラマでもあった。元々恋愛ドラマが好きな層に加えて、そこら辺の層も取り込んだのが勝因か。最後のゲイ展開をつまみ程度に挟んだのはアレだけど…ミスリードを誘うハンドルネームは、ちょっとした遊び心という事か。

 

経験が少ない男が、女性に拗ねられたり突き放されたりした時に、うまく対処できる筈がないんだけど。ヒラマサはみくりに学んで対処した、って形だったが、自分なら途方に暮れてるな…なんとか対話は試みるかもしれないが。高齢童貞は色んな事を諦め続けて生きてきているので、基本的に諦めがいい。脱童貞したって、簡単には変えられない。ヒラマサには、男前に行動できる素質があったのだろう。まあ、それでなければ脱童貞できないか。

プログラマーは、面倒を避けるためならどんな苦労も厭わない、というような冗談があるが、みくりに対する面倒臭さはヒラマサとしては後者であった、ということだろう。

 

無理に事件を起こすこともなく、平和な気持ちで楽しく観れた、いいドラマだった。演出過剰気味ではあったが…真田丸のアレとか、多少出演者が被っていたとはいえ、凄い度胸だ。視聴率が高いから、勢いで悪ノリしたとしか思えない。藤井隆の本当の奥さんを奥さん役で出しちゃったのもなかなか。最初から企画されていたとは到底考えられない演出だった。

 

スペシャルドラマとかで、復活するのは確定だろう。いつか続きが観られる事を楽しみに待とう。ヒラマサの再就職がどうなったのか気になる。スキルもあるし、高望みしても良さげだが…