ノンスタ井上の事故対応における教訓的な呟き

ノンスタ井上が自動車の当て逃げで捕まった。タクシー運転手に怪我をさせたらしい。このニュースを見て、ふと考えさせられた事を徒然と書いてみる。

 

どうして逃げてしまうのだろう。大人として冷静に考えれば、きちんと対応した方が後々ダメージが拡がらなくてすむ、ということはわかる筈だ。ましてや芸能人はイメージを売る商売なのだから。

世間一般ではキモいナルシストなどと言われながらも、ポジティブに対応する様は、私としては好意的に受け取っていた。本人の中では葛藤がありながらも前向きに生きているんだな、と勝手に思っていた。

だが、この当て逃げという行為を知って、そうではなかったのかなと感じた。自分のハンディキャップを前向きに捉えているのではなく、ただ目を逸らして逃げるためのポジティブだったのかな、と。

 

しかし、そこまで言うのは酷かもしれない。私も自動車を運転するが、もし万が一事故を起こした場合に、きちんと対応できるだろうか。彼の行為を教訓として覚えておく必要があるだろう。

 

そもそも、日本人は最悪を想定するのが苦手だ、と井沢元彦氏が言っていた。言霊信仰やケガレ忌避思想の影響で、口に出す事で禍を呼び寄せるかもしれない、という考え方が染み付いているから、だそうだ。

非常に納得がいく考え方で、歴史上の人物だけでなく、現代に生きている人々の行動を観てもその影響を受けているようだ。最悪を想定して発言すると、それを望んでいるかのように受け取られることがある。

そういえば、ハリーポッターの名前を言えないあの人、って考え方も、言霊に似ている気がする。古代中国の諱の方かな。こう考えると日本人特有の感覚ではないのかもしれないが、現代に色濃く残っているという部分では日本人らしい考え方と言えるだろう。

 

閑話休題

 

怪我人が出ている以上、簡単には復帰出来ないだろうが、最悪の最悪に陥った時に、人間力が試される。事務所の対応がどうか、ってのもあるだろうが、吉本だっけ?どうなんだろう。

まあ、どうでもいいけど。