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カネにモノ言わせて40代夫婦がUSJを満喫してきた

15周年のユニバーサルスタジオジャパンに、40代の夫婦が初上陸してきた。いくら使ったかはあえて計算しない。月末のカード支払いが怖いが、めちゃめちゃ楽しく過ごせたので問題はない。

 

今年のはじめに、ドコモプレミアムクラブのUSJチケットが当たったので、年内に行くのは決定事項だったが、なかなかに日取りが難しい。

今年の前半は身内にゴタゴタがあったので行けず。何とか11月に無理矢理有休を取った。休日は人が多くてイヤだが、日帰りは厳しい距離だ。二日の有休を休日に絡めて取り、3泊4日の大阪旅行となった。

 

日程が決まれば、後は準備だ。いつもはHISを使うことが多いが、今回はアーリーパークインの特典があるJTBを使った。ホテルもパークの目の前に建っている、パークフロントホテル。Expressパスも最大の7パスを購入。ポンチョとガイドブックも用意し、準備は万端。

出発の前の週に自分の体調が悪くなったのが唯一の誤算だったが、何とか乗り切って旅行日を迎えた。

 

初日、二日目は適当に大阪観光。自分は少し大阪に住んでいたことがあるので、奥さんを案内する感じだったが。とはいえだいぶ昔の記憶なので、新鮮で良かった。大阪駅も綺麗になってるし。

前日の夜に、Eパスのスケジュールと園内地図を突き合わせながら、最終確認を行なった。アーリーパークインからどこへ向かい、どんな順番で何に乗るか。朝の空いている時間をどう使うかが勝負らしい。あとはいつ何処で昼食を取るか。午後のスケジュールは。Eパスを有効に使いきる方法を入念にチェックした。

そして早めに就寝し、勝負の日に備えることにした。

 

朝5時台に起き、出発の準備をする。朝食はホテルで6:15から。行った時は空いていたが、6:30を過ぎると混み始める。朝食を終え、ちらっとパーク前に並んでいる人を確認した。既に人は集まってきていたが、こちらにはアーリーパークインという武器がある。食休めに部屋に戻り、8時頃まで最後の休憩を取った。

8時過ぎて、いよいよ出発。裏からホテルを出れば、そこがパークの入口だ。表門は既に開いており、入場待ちの列ができている。平日の朝から、かなりの人数だ。休日はもっとすごいのか?我々はアーリーパークインの最後尾に並ぶが、入口まで数十メーターはありそうだ。あっと言う間に後ろにも人が並んで、我々は人混みに飲み込まれた。

この日のアーリーパークインは8:30開場で、定刻に門が開いた。来場者が多いと早めに開場するらしいので、それ程多くはないようだ。我々は最初の目的地、ハリウッドドリームザライドに少しだけ早足で向かう。

 

前日の夕方、ぱらっと雨が振っていたので心配していたが、11月にしては暖かく、時折陽射しも見える最高の天気だ。

 

ハリウッドドリームザライドは人気のジェットコースターで、一日中待ち時間が長いらしい。Eパスで選択できるが、ハリポタ優先で取ったので自分のパスには入っていない。ハリウッドドリームザライドには、前に進む通常版と、座席が後ろ向きに付いているバックドロップがあり、バックドロップの方が台数が少ないため待ち時間が長い。朝イチが一番空いているのでこちらを選択すべきだが、最終的には奥さんが怖がったので、通常版を選択した。

入口から中に入り、人のいない迷路のようなチェーンで仕切られた道を急ぐ。乗り場に着いたら、通常版の列の先頭から二組目だった。すぐ横のバックドロップ列はもっと並んでいたが。四人並びのマシンなので、先頭だ。

まだ機械のチェック中らしく、バックドロップの赤い機体を係員が点検していた。数分後、隣の列が誘導され、バックドロップに乗り込む。出発するのをおっさんとおばさんが思わず手を振って見送る。機体が視界から消えた瞬間、悲鳴が響きながら遠ざかっていく。いい感じにテンションが上がってきた。

次は我々の番だ。予想どおり先頭に誘導される。ジェットコースターは苦手ではないが、久しぶりなので少し緊張している。バーが下され、係員に見送られながらゆっくりと発車した。レールの下から、係員の男の子が盛んに手を振っている…隣に座った奥さんに。手でハートとか作っちゃったりして。

急な坂をゆっくりと登っていき、頂上までたどり着いた。視界が急に開け、一瞬の不安を置き去りに、急激に落下する。松岡修造の声に励まされ、私は目を逸らさずにコースに立ち向かった。アップダウンで上下に飛ばされ、急旋回で横に振られ…何分も無いはずだが、奥さんはやけに長く乗っていたように感じたようだ。私にはちょうど良かったかな。

 

降りたら一般開場時間になっていたらしく、勢いよく走っていく集団に出くわした。しかし、我々は焦る必要はない。次に向かったのは、スペースファンタジーというライド系のアトラクション。暗い中をグルグル回りながら結構な勢いで走っていく。ずっとボタン連打していたら終わった。一発目に激し目の乗り物に乗ったので、耐性が着いたようだ。

次はその隣にある4Dシアターで、セサミストリートの映像を見る。立体映像は目新しくないが、座席がガタンガタン揺れるのはジェットコースターより気持ち悪い。

 

ここで予定通りハリポタエリアに向かう。しかし現在時刻は10時、予約時刻は10時40分。中途半端だ。ハリポタエリア入口を通り過ぎ、ジョーズの待ち時間を覗いてみると25分。ちょうどいい待ち時間なので、即座にジョーズ入口に飛び込んだ。

ポンチョを被って、いざ出航。先頭の座席だった。船長のお姉さんを写真に撮ってたら、スマホをしまうよう注意されてしまった。反省。古いアトラクションだが、お姉さんの熱演で結構楽しかった。濡れ方も大したことない感じだった。

 

ちょっと予定より早くハリポタエリア入場。一応ゲートはあってスタッフもいたが、ほぼノーチェックで入場した。やはり平日の午前中は客が少ないのかな。十分混雑しているとは思うが。

 

人がうじゃうじゃいる以外は、流石に良い雰囲気でワクワクした。映画を観直して予習もしてきたし。ただ、魔法の杖の値段は…それでも飛ぶように売れていたが。雰囲気を楽しみつつ、ホグワーツ城へ向かう。

フォービトゥンジャーニーのEパスは時間制だ。予約時刻は11時からだったが、早めに着いたのでスタッフに入れるか聞いたところ、大丈夫だったので早速入る。90分待ちの一般入場列を横目で見つつ、ロッカー前で入場券をもらう。荷物は全てロッカーに預けなければ乗れない。ロッカーが異常に混雑しているが、何とか荷物を突っ込んで先に進んだ。

ホグワーツ城の中は薄暗く、動く絵などのギミックが所々に配置されている。素晴らしい雰囲気だ。ただ、列がどんどん進むのでじっくり見ることもできず、スマホをロッカーに預けたので写真を撮ることも出来なかった。

程なく順番が来て、乗り物に乗り込む。安全バーを下ろすと3Dメガネをスタッフから手渡され、ハーマイオニーの声を聞きながらスタートした。詳しくは書かないが、映像も見応えがあり演出も凝っていて、ハリポタの世界に飛び込んだ感じが素晴らしかった。

 

次にヒッポグリフに向かった。こっちのEパスは11時30分からでこれにも少し早かったが、スタッフOKを貰って入った。60分待ちの列をすっ飛ばしてコースターに乗り込む。内容は至ってシンプルなジェットコースターで、そのもの自体に特筆すべきものはないが、ハリポタエリア全体を見渡せる、ホグワーツ城が上から見られる、という景色がいいコースターだった。

 

ここで予定通り昼御飯を食べることにした。ハリポタエリアのレストランに向かう。メニューが少なくいい値段するが、雰囲気を味わうためには仕方がない。ポークリブ、ハーブチキン、バタービール、糖蜜タルトを頼んだ。味はそこそこ美味いが、付け合せ?にトウモロコシが丸々一本付いていて、それでお腹いっぱいになる感じだった。お約束だが、バタービールの泡を鼻の下につけて写真を撮った。

 

百味ビーンズとカエルチョコを買い、ハリポタエリアを後にした。次に向かうのはジュラシックパークエリアだ。私は恐竜も大好物だ。

フライングダイナソーもEパスがあり、時間指定は13時10分だったが、ここも早めに着いたので入れてもらう。120分待ち!の列を横目に、ほぼノータイムでライドオンした。座席が下を向き、足が着かない形で宙ぶらりんの体制になるのがウリのコースターなのだが、おなか側のカバーに安心感があり、前が見えないので意外と恐怖感は無かった。たのしー、と笑いながら飛び終わってしまった。

途中で写真に撮られて最後に購入できるのだが、カンでポーズを取ったら大成功だったので、思わず買ってしまった。

 

すぐに隣のジュラシックパークザライドに入る。ここは時間指定無しのEパスを使った。ポンチョを着込み、いざ出航。恐竜の造形は、流石に一昔前のものだったがまぁ仕方がない。ここで羽毛に覆われたティラノサウルスを見せられても興醒めだろう。

最後に盛大に濡らされるのだが、先頭で準備してない人は頭からずぶ濡れになっていた。我々はポンチョを被っていて上半身は守れたが、座席に流れ込んだ水でお尻がしっとり。出口の土産物屋が服屋になっていて、マッチポンプの見本のような商売だった。

 

我々は着替えが必要なほどは濡れてないので、バックドラフトの炎で乾かそうということでEパスを使って中へ。火は単純に怖いし、セットが崩れてくる音にビビる。何より、乾かそうと思って入ったら逆に濡れる、という仕打ちを食らって終わった。

いい感じに疲れて来たので、バックドラフト2階にあるJTBラウンジで30分休憩した。ラウンジと言っても、空港なんかとは違って軽食が食べられる訳ではなく、紙コップのお茶やコーヒーと飴があるくらいで、後は携帯の充電とバカ高いペットボトル自販機があるくらいだが。単純に座れるだけでもありがたい。時間いっぱい休んで、14:50にラウンジを出た。

 

次にスパイダーマンにEパスで入る。待たずに乗れるのはありがたい。内容はなかなかスリルがあって面白い。そのままの流れでターミネーターにもEパスで入った。内容は…スパイダーマンと比べると少し古めかしい。舞台と映像の融合というのは面白いと思ったが、奥さんは実際の役者さんと映像の役者さんの髪型の違いが気になって、入り込めなかったようだ。

 

Eパスはこれで使い切り、後は天使がくれた奇跡IIIという夕方のショーの特別鑑賞エリア入場券を残すだけになった。次は朝セサミストリートのショーをやっていた所がシュレックのショーになっていたので入ってみる。感想は…声がハマちゃんじゃなかった、以上。

 

ショーまで中途半端な時間が余ったので、通りがかりに本日最後の公演です、もうすぐ始まります、という声につられて妖怪ウォッチリアル妖怪体操みたいなアトラクションに入る。周りは子供だらけだったが、お姉さんの熱演が意外と良かった。自分らの子供はいないが、ゲーマー夫婦で予備知識はあるし。

 

ショーの時間が迫っていたので、ぐるぐる遠回りさせられながら特別鑑賞エリアに向かった。端っこしか空いてなかったが、クリスマスツリーに近かったので良しとする。程なくショーが始まった。ストーリーは至って陳腐だが、プロジェクションマッピングとツリーのライトアップ、花火が相まって美しい。地面の冷たさも我慢できない程ではない。最後、天使か式神かわからない形の紙吹雪の塊が降って来たのは可笑しかった。

 

すっかり暗くなり、晩御飯を食べよう、ということでふらふらとレストランを探す。8時閉園なので、遅くまで開いているレストランが少ないらしい。スタッフに開いているレストランを聞いて、パークサイドグリルというレストランに入った。

そこそこの値段がする、ステーキハウスだ。我々はサーロインとリブロースを頼んだ。熟成肉がウリらしく、なかなか美味しい。ところで、どこの店でも店員さんが親しげに話しかけてくれるのは、USJがそのような教育をしているのか、それとも大阪という土地柄のおかげなのだろうか。気分良く会計を済ませ、最後の勝負に出た。

 

残り少ない時間で、何に乗るか。第一候補だったハリウッドドリームザライドバックドロップは、夕方になっても待ち時間が変わらず早々に締め切られていた。そこで、第二候補で、夜だと雰囲気が変わると言われていたジョーズへ向かった。

確かに、昼と夜だと雰囲気が違うし、怖さも違った。昼はうっすらと姿が見えていたジョーズが、夜はいきなり襲ってくる。船長は違うお姉さんだったが、こちらも熱演だった。ただ、頑張りすぎて声が枯れてしまっていたのが面白かった。

 

最後にまた、ハリポタエリアへ入った。夜は不気味さが増していて、昼間とは違った雰囲気がいい。ホグワーツ城までいくと、フォービトゥンジャーニーが待ち時間無しで入れるようになっていた。今度はスマホを片手に写真を撮りながらホグワーツ城の中を進むことができた。そして2回目のライドを楽しんだ。

 

そこで時間切れ、閉園時間を過ぎた。我々は土産物屋を覗きながら、ゲートへ向かってゆっくり歩いていった。流石に疲れてはいたが、時間いっぱい、フルに楽しめたという満足感に浸っていた。

 

そのままホテルに戻り、次の日帰途に就いた。今回初めてのUSJだったが、メジャーどころを網羅して、満喫できた一日だった。もちろん、カネを惜しまずに出した結果だが…おっさんおばさんにはこういう楽しみ方が合っている。奥さんは、いろんな人にまた来まーすなんて言ってたが…また働いて旅行資金を貯める日々が始まるってことだな。

 

追記

後日、百味ビーンズを食べていたら、鼻くそ味で銀歯が取れた。